技術情報
NEOーTAC工法の変形係数
TAC技術情報 B-017001
初期・長期の強度発現と変形係数の増加が可能
概 要
NEO-TAC工法は、A液(モルタル)中に気泡を混入(空気量がA液の15%)した二液性可塑状型裏込め注入工法で、気泡による材料特性と注入中のクッション作用により、地盤沈下を従来以上に抑止でき、周辺環境への影響抑制が図れます。
今回、NEO-TAC工法の一軸圧縮強度試験から求めた変形係数の試験結果を報告します。
お客様のメリット
NEO-TAC工法の変形係数は、1日経過までの初期および28日までの長期ともに一軸圧縮強度と相関して増加しており、強度増加に伴い変形し難い裏込め注入材です。そして、NEO-TAC工法の配合を任意に選定することで必要な地盤反力(係数)が確保できます。
特 徴
NEO-TAC工法の3配合(①~③)の一軸圧縮強度試験(供試体φ100×H200mm使用)での一軸圧縮強度、変形係数の経時結果は次のとおりです。
技術登録:「NEO-TAC工法」
1) NETIS登録番号:KT-160103-A 2) NNTD登録番号:1187
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