株式会社タックは、全社員の物心両面の幸福を追求すると同時に、インフラ工事の地盤沈下ゼロを追求します。

株式会社タック Logo
文字サイズ
  • 中
  • 大

クレーショック(東日本)

技術情報

クレーショック(東日本)

TAC技術情報 C-017001

特殊ベントナイトTAC-β(東日本)主成分の新可塑状充填材

概  要

クレーショックは特殊ベントナイト(TAC-β(東日本))を主成分とし、従来のクレーショックに比べ使用量を低減しても300dPa・s以上の高粘性を実現できる新型可塑状充填材です。

クレーショック標準配合(1.05m3当り)
A液(1m3) TAC-3G
TAC-β(東日本) B液
269kg 897L 50L
お客様のメリット
    1. シールド急曲線施工の場合
      •  シールド機内から充填するクレーショックは、急曲線の余掘り発生と同時に充填するので、余掘り部の崩壊防止と切削土のチャンバー内への押戻しによって、確実な余掘り空間が形成でき、急曲線の線形確保が図れます。
      •  クレーショック(東日本)の高密度・高強度の安定性と摩擦抵抗力低減効果によって、急曲線を通過する際のシールド機周辺地山の緩みを防止でき、周辺環境への影響抑制(沈下防止)が図れます。
      •  地上からの削孔・注入作業(車両片側通行・夜間作業等)が不要で、周辺環境への影響がなく、施工性が向上します。また、埋設物への影響や地盤隆起の問題が無く、安全性も向上します。
      •   従来のクレーショックよりも使用量を低減でき、ストックヤードを小さくすることができます。
    2. 切羽の安定、沈下防止、噴発・逸泥防止、シールド機姿勢制御、発進・到達時の止水等の場合
      •  泥土圧シールドの切羽の土圧低下や地下水の噴発時にチャンバー内へクレーショック(東日本)を充填することによって、噴発を防止し切羽の土圧保持が可能です。また、シールド再発進も容易です。
      •  土質の急変等による掘削土の過剰取込み時には、シールド機注入孔からクレーショック(東日本)を加圧・充填することによって、シールド機通過(裏込め注入)までの周辺の地盤変位を抑止します。
      •  軟弱粘性土での掘進はシールド機がノーズダウンする場合があります。富配合のクレーショック(東日本)をシールド機下部から注入することによって、シールド機のピッチングを上げることが可能です。
特 徴

TAC-β(東日本)の使用量を低減しても、従来のクレーショックと同等以上の粘性を有しています。

施工実績
施 工
着 手 年
発 注 者 工 事 名 施工場所 シールド
外径(mm)
クレーショック
(東日本)
採用目的
2017 銀座六丁目10地区市街地再開発組合 銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業に伴う公共施設整備工事のうち地下連絡通路整備工事および東電管路移設等工事 東京都 矩形
W7.29m
×
H4.69m
発進時のチャンバー充填
2018 鉄道・運輸機構 相鉄・東急直通線、綱島トンネル他 横浜市 φ6,970 角型推進継ぎ手部充填材
技術情報一覧へ
このページの先頭へ

株式会社タック